院長紹介
院長の衞藤崇彦と申します。
私は生まれも育ちも大分です。
大分医科大学(現大分大学医学部)を卒業し、大分大学と大分赤十字病院の勤務を経て、平成21年7月より大分市明野で診療しています。これまで白内障と緑内障の手術を多く行ってきた経験を生かして、地域の皆様のお役に立っていきたいと思います。
もちろんその他の眼科疾患の診療も行いますので、眼のことなら何でもご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。
医院紹介
外観
1階がタイル張り、2階がコンクリート打ち放しの建物です。
エントランス
バリアフリーになっています。
受付・待合室
明るくゆったりとした待合室です。
なるべく多くの人が座れるようにイスは30脚以上あります。前列のイスは高齢者でも立ち上がりやすいように座面を高く、肘置きを設置しました。テレビや雑誌をみながらお待ちいただけます。
検査室
ここで屈折検査、視力検査、眼圧測定などを行います。
中待合室
検査が終わったら中待合のイスで診察の順番がくるのをお待ちいただきます。
診察室1
ここで眼の中の状態を診させていただきます。モニターに映りますので、静止画にして患者さん自身に見ていただくことができます。
右手にあるのが眼底カメラで、必要に応じて眼底写真を撮ることもあります。
診察室2
患者さんの待ち時間を短縮させるために、診察室1と診察室2の間を行ったり来たりして診察しています。
●超音波画像診断装置 UD-1000
この器械を使うことで、白内障等で眼底の様子が分からない場合でも、ある程度、眼の中の様子を知ることができます。
処置室
ベッドが2つあります。ここで点滴や注射などを行います。
顕微鏡もありますので、霰粒腫というまぶたのできものを摘出するようなことも行えます。
レーザー室
●Navilas 577sナビゲーションレーザーシステム
この器械は最新の革新的なレーザー装置です。糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などの治療を行います。
まずカラーの眼底写真を撮影し、眼底造影画像やOCT画像をインポートして重ね合わせます。
これにより、治療箇所を正確に位置づけられるようになりました。
次いでレーザー照射箇所を事前にプランニングし、レーザーを照射します。優れたアイトラッキング機能を有していますので、高精度で安全、かつ短時間で治療できます。後極部の治療では赤外光モードでコンタクトレンズを用いませんので、患者さんはまぶしくなく快適です。
大検査室
●ハイデルベルグ スペクトラリス OCT
網膜や視神経を断面でみることができる最新の器械です。網膜の細かい浮腫をみたり、今までみることができなかった奥の方の血管病変を見つけることができます。緑内障の早期診断などにも有用です。
●前眼部OCT CASIA2
角膜、虹彩、水晶体、隅角、毛様体を断層で観察できる最新の器械です。詳細に角膜の形状を解析できますので、円錐角膜などの診断に有用です。
白内障手術の術前検査にも有用で、乱視用の眼内レンズの選択等に役に立ちます。隅角や毛様体を観察できることから、緑内障の検査器械としても有用です。
●マルチカラースキャンレーザ光凝固装置 MC-500Vixi
糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症、網膜裂孔などの眼底の病気の治療を行います。
当院のレーザーは3種類の波長を選べますので、通常ではレーザーを行いにくい眼にも有効な器械です。
●ウルトラQオフサルミックレーザー
YAGレーザーを照射する器械です。白内障の手術後、人工のレンズを固定している袋状の膜が濁った状態を後発白内障といいますが、濁った膜にYAGレーザーを照射して切開し、透明にして見えるようにすることができます。
閉塞隅角緑内障に対して虹彩を切開するときにも用います。
●走査型超広角眼底撮影装置 CLARUS
従来の眼底カメラよりもかなり広範囲の眼底を撮影できる器械です。
多くの場合、目薬で瞳孔を広げなくても撮影できます。軽めの眼底の病気の方で、撮影条件の良い方ですと、瞳孔を広げる機会が格段に減りました。帰りの運転の心配がなくなりますので、患者さんの負担もかなり減ったのではないかと思います。
ただし、撮影条件の悪い方(白内障があったり、瞳孔がかなり小さい方など)や眼底の状態によっては、やはり目薬で瞳孔を広げて眼底を診ますのでご注意ください。
さらに、既存の広角眼底カメラよりも高画質ですので、拡大しても画質があまり低下しません。視神経乳頭や黄斑部の病気を詳細に観察する場合にも非常に有用です。
1回の撮影でかなり広範囲の眼底を撮影できます。
2回撮影して重ね合わせると、さらに広範囲になります(4枚まで重ねることができます)。
造影検査もできます。一度に広範囲の撮影ができるので、従来の眼底カメラで行うよりも撮影回数が少なくてすみます。
●SS-OCTバイオメータARGOS
白内障手術後の見え方にご満足いただくには、眼内レンズの度数をどう決めるかが重要になります。
そのために正確に眼球の長さを測る必要がありますが、この器械はセグメント方式という最新の方法で眼球の長さを測れ、患者さんにとって最適な眼内レンズを決めることができます。患者さんの目の状態や希望に応じて、乱視用眼内レンズや多焦点眼内レンズを挿入することもできます。
この器械で作成した手術計画は院内のネットワークを介して手術室のVERIONデジタル・マーカーに送信され、正確な手術を行うことに役立ちます。
●ヘスコージメータ
眼球運動の検査を行う器械です。眼筋麻痺などでダブって見える場合に用います。
視野検査室
3種類の視野計を使い分けて緑内障や視野異常をきたす病気の検査を行います。特にハンフリー Matrixは、従来の機器よりもスピーディーに測定でき、より早期に緑内障の視野異常を発見できる器械です。
●ゴールドマン視野計
●ハンフリー自動視野計
●ハンフリーMatrix
2階 手術室
天吊りのLeicaの最新の顕微鏡を設置しています。この青い手術台は電動で動きますので、患者さんは座っていただければ楽に仰向けになることができます。ちょうど散髪屋さんのような感じです。頭の角度などを微調整することも可能です。
また、天井にはヘパフィルターを備え、感染防止に努めています。ここで白内障や緑内障の日帰り手術を行います。
●白内障手術装置 センチュリオン・ビジョンシステム
最新の白内障手術装置です。この器械は水晶体の破砕力に優れ、かつ手術中の眼内圧の変動をコンピューターで制御するという画期的なシステムを搭載しています。この器械を用いることで、白内障手術を効率よく、安全に行うことができます。
●VERIONデジタル・マーカー
大検査室にあるSS-OCTバイオメータARGOSで撮影した画像を基にして、切開位置や乱視用眼内レンズの軸を顕微鏡下に表示できます。
眼球が回旋したり動いたりしても追跡してくれますので、正確に切開や乱視用眼内レンズの移植ができるようになりました。
手術準備室
ここで手術器械の滅菌や手洗いを行います。
リカバリールーム
手術後などはここでお休みいただけます。窓が大きくて眺めのよいお部屋ですよ。
ミーティングルーム
スタッフの勉強会や手術の待機場所として使用しています。
多目的トイレ
車イスの方、小さなお子さまをお連れの方は利用しやすいのではないかと思います。
ただし、申し訳ございませんがエレベーターで2階にお上がりくださいね。(1階にも通常の男女別トイレはございます。)
駐車場
駐車場は40台以上停めれますので、お車で来られる方は利用しやすいかと思います。(明野元町バス停も目の前にありますので、バスで来られる方にとっても、非常に便利です。)